審美的治療とは

欠損歯の修復や治療だけが目的ではなく、歯の形態や色調、歯並び、歯肉の形態やスマイルラインなど、「もっと見た目を良くしたい」とお考えの患者さまのご要望にもさまざまな形でお応えできます。近年、患者さまからの需要が増大したことにより新技術が開発され、種類も増えて料金体系に幅ができ、より手軽に審美的治療の施術を受けていただけるようになりました。
セラミック・ジルコニア
虫歯治療などで歯を削った後に詰めたり(インレー)被せたり(クラウン)する素材のひとつで、天然歯と同じような審美性が得られます。虫歯の治療が目的であっても、セラミックやジルコニアは自費治療となります。みずきが丘歯科医院で使用するジルコニアは日本製の品質の良い材料を用いながらもできるだけ多くの患者さまの費用負担を軽減するよう常に努力しております(下記の料金をご覧ください)。

セラミック+ジルコニアクラウン
ジルコニア(白色)の被せ物の上にセラミックをのせたもので、メタルボンドよりもさらに審美性に優れています。
セラミック+ジルコニアクラウン…63,800円(税込)

ジルコニアクラウン
ジルコニア単体の被せ物。審美性は若干劣りますが、強度は金属クラウンと同等なため、臼歯部におすすめです。
ジルコニアクラウン…42,900円(税込)

セラミックまたはジルコニアインレー
22,000円(税込)

メタルボンド
金属の被せ物の上にセラミックを焼き付けたもので、セラミックと同じように天然歯のような審美性が得られます。
メタルボンド…66,000円(税込)金属代含む
ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、その上に薄い板のようなものを貼り付けて、歯の形態や色調を改善させる方法です。感覚としては、つけ爪のようなものですが、つけ爪と違い、剥がれることはありません。
ラミネートベニア…1歯33,000円(税込)
歯肉のブリーチング(歯肉の漂白)
レーザーを歯肉に照射することにより、沈着したメラニン色素が蒸散して剥がれます。わずか5分間程度の施術で歯肉の黒ずみを除去し、歯肉を明るい色にできます。
歯肉のブリーチング…片顎6,600円(税込)
治療費について
| セラミック+ジルコニアクラウン | 63,800円(税込) |
|---|---|
| ジルコニアクラウン | 42,900円(税込) |
| セラミックまたはジルコニアインレー | 22,000円(税込) |
| メタルボンド | 66,000円(税込) 金属代含む |
| ラミネートベニア | 1歯33,000円(税込) |
| 歯肉のブリーチング | 片顎6,600円(税込) |
■審美的歯科治療の一般的な治療期間・回数
【詰め物・被せ物】治療期間:2週~2ヵ月、治療回数:2~4回
【ラミネートベニア】治療期間:1~2週、治療回数:3~5回
■歯肉着色除去の一般的な治療期間・回数
治療期間:1~2ヵ月、治療回数:1~3回
※治療期間・回数は症状や治療の進行状況などにより変化します。あくまで参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
・審美的歯科治療としてセラミック治療を行なう場合、自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・事前に根管治療(神経の処置)やコア(土台)の処置が必要となることがあります。
・治療では歯を削ることがあります。また、知覚過敏を発症することがあります。
・抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
・抜歯や外科処置をともなう場合、出血や腫脹(しゅちょう)を生じることがあります。
・治療で歯肉を移植する場合、二次的な出血・疼痛・腫脹(しゅちょう)が見られることがあります。
・治療後、自発痛、咬合痛、冷温水痛を生じることがあります。
・装着したセラミックに、破損や脱離が見られることがあります。
・噛み合わせ・歯ぎしりの強い方は、セラミックの破損を防止するため、マウスピースをおすすめすることがあります。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・噛み合わせによっては、また歯ぎしり・食いしばりの強い方の場合は、ごくまれに割れたり欠けたりすることがあります。
・加齢により歯肉が退縮して審美的な支障をきたした場合、再治療の必要が生じることがあります。
・削る歯の量はごくわずかですが、歯がしみることがあり、症状が強い場合は神経を取ることがあります。
・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・色素の沈着が深い方は1~3回の繰り返し除去が必要となることがあります。
・蒸散直後は歯肉の表面から出血し、2~3日腫れた状態になることがあります。
・施術後は2~3日ほど刺激のある飲食物がしみることがあります。
・喫煙される方やメラニン色素の多い方は、施術後に色の後戻りをすることがあります。
